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竣工写真

森田邸

以前ブログでも紹介しましたが、4月の半ばに竣工したマンション部
分リフォーム物件に家具が揃ったとの連絡をいただき、竣工写真を撮
りにお伺いしてきました。写真は現在とりまとめ中で、後日ホームペ
ージにアップしますが、一枚だけこちらのブログにも載せておきます。

ご夫婦と小さいお嬢さんの住まいです。ご夫婦共にアンティーク好き
で、この照明もご自身で見付けられてきました。正面のブラインドは
クライアントからのご希望もあって一緒に選んだハンターダグラスの
シェードです。今回はクライアントのセンスの良さに非常に助けられ
ました。
天気は曇りでしたが、撮影には丁度いい感じに明るく、良い写真が撮
れたと思います。クライアントのMさん、お休みの日なのにご協力い
ただき、本当に有り難うございました。




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昔担当した物件に訪問

宮城体育館8

大成建設設計部時代に設計を担当した宮城県総合体育館に行ってきま
した。


宮城体育館7

宮城体育館6

メインアリーナとサブアリーナがあり、延床約2万平米、1997年竣工
です。入社して最初の実施物件で、僕にとっては色んな事を学ばせて
もらった思い入れのある建築です。

今回の地震でどうなったか気になり、一緒に担当した先輩と見にいき
ました。
特に依頼されたわけでもなく、また今は安置所になっているので入館
できず、外部廻りを確認しました。


宮城体育館5

鉄骨階段のベースプレートと躯体との取り合い部に若干の躯体破損が
見うけられました。


宮城体育館9

エントランスの天井が一部ズレて、カーテンウォールの一部が割れて
いました。

その他外構で建物と一体の壁と自立壁との取り合いがずれていたりし
ていましたが、外から見る限りは大きな損傷はなかったようです。

やはり構造の縁が切れているところが当然ながら歪みが生じるという
ことでした。極力エクスパンションを設けない設計が必要なのだろう
けどちょっと複雑な形をしていると役所指導で縁を切れとよく言われ
ます。簡単に縁をきるのではなく、出来るだけつなげるという考え方
が必要だと思わされました。


宮城体育館4


宮城5

けど、ホント苦労したけどこの建築のおかげで貴重な経験をすること
が出来ました。この建物と、お世話になった上司の方々や、色々教え
て下さった諸先輩方にあらためて感謝です。有り難うございました。









実際にその場に行って思ったこと

震災4

先週宮城に行ってきました。
震災から3ヶ月ですが場所によってはまだまだ復興は進んでいません。


震災3

名取、野蒜、石巻を廻りましたが、津波による被害はやはり想像以上
でした。


震災2

惨状はメディアから情報としては入っていますが、実際にその場に行
って身を置いてみると、「情報」から「現実」に変わったように思い
ます。そしてあらためて色々と考えさせられます。

復興、復興と叫ばれますが、津波の被災地に立つとその言葉が現実味
を帯びませんでした。単に元通りにすれば良いのではなく、方向性が
見えないからです。けれども瓦礫はとらないといけないし、インフラ
も整備しないといけないので現地では必死に作業が進められていまし
た。それをメディアで報道すると、復興は徐々に進んでいると受け取
りがちですが、実際にその場で感じたことは、その次のステップが見
えてないのである種の虚しさを感じました。

とにかく復興後のヴィジョンを出していかないといけないと思います
が、ではそのヴィジョンを出せる人、あるいは組織は誰なんだろう?
とも思いました。問題が山積みです。
けれども荒くても良いので出して議論していかなければ進まないと思
いました。もう既にその動きはあるだろうから見ていこうと思います。




見積用図面

リノベーション物件の見積用図面ができあがりました。

t邸平面

今回を例に、当事務所が作成する実施設計図書の内容を説明します。
図面構成としては、特記仕様書、仕上表、解体前平面図、解体範囲図、
解体後平面図、平面詳細図、天井伏図、展開図、建具表、家具詳細図、
電気設備図、衛生設備図、空調設備図となります。
マンションのスケルトンリフォームなので構造図はありません。
↑こちらは平面詳細図です。


t邸特記

↑特記仕様書です。
材料のグレードや工事の仕方など図面に書ききれない内容を書きます。
戸建て住宅で10ページほど、リフォームの場合は5ページほどになり
ます。



t邸展開

↑展開図です。
各部屋の各面を全て漏らさず描きます。



t邸家具

↑家具詳細図です。
既製品を使うこともまれにありますが、当事務所の場合造付けの製作
家具とする場合がほとんどです。今回の物件は10個の家具を製作する
予定です。



t邸電器

↑電気設備図のうち照明設備図です。
照明器具の配置、スイッチの配置など細かく寸法を入れて描きます。



t邸設備

↑衛生設備図です。
衛生設備機器の配置、給排水設備の配管図などを描いています。


等々で実施設計図書一式となります。今回はA3で32枚になりました。

これを工務店に提出して精算見積を依頼します。大体2~3週間であが
ります。図面を細かく描くことによって見積書も細かくなります。そ
うすることによって、不明瞭な一式表記の見積ではなくなり、何にど
れだけの金額がかかるのかが明快に書かれた見積書となります。
変更が発生しても何が無くなって何が追加されたかがわかり、透明性
が確保できます。

設計事務所に依頼すると設計料は発生しますが、こういう細かい図面
を作成して見積をするために、見積金額にフカシなどがなくなり、ま
た設計者がプロの目で見積書を査定することによってさらに金額が引
締まる場合が多くあります。
設計事務所に依頼する方が無駄がなくなり、設計と施工をトータルで
考えると結果的に金額を低く抑えられる事が多くあります。

ちょっとマジメなお話しでした。









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Author:森吉直剛アトリエ
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