宮津の住宅地鎮祭

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京都宮津で住宅が始まります。
計画を始めて3年、ようやく地鎮祭を迎えました。木造平屋です。広い敷地に対して面積がコンパクトな建築ですが、表面積の大きい大らかな住まいになると思います。これからゆっくりと施工されていきます。
出来上がりと宮津通いが楽しみです!




Alvar Aaltoとフィンランド

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アアルト展に滑り込んで来ました。
大学院の時にフィンランドに4ヶ月ほど滞在した時にアアルトを経験しました。今回当時の事を思い出す良い機会になり、せっかくだから思い出しメモとして投稿しておこうと思います。
28年前ですが、今のインターンみたいな制度でクオピオという町の役所の営繕課に勤めたのですが、日本の役所と違って建築家もサブで勤めていてフィンランド建築を色々教えて頂きました。当初僕自身はアアルトにそれほど興味がなく、現代建築家のユハレイヴィスカやブリックマンなどを見てまわりましたが、どの建築を調べてもアアルトの影響が出ているらしい事と、職場の人達がアアルトについて熱く語るのを聞いて、じゃあ見ようかということで動き出したなんとも罰当たりで消極的な始まりでした。
というのも、アアルトのドローイングにある端部のよくわからない曲線は、学生の僕には理解できず、良さが想像できない未熟さが要因でしたが、いざ実際に見て経験すると、その効果が抜群にいちいち効いていることに気付かされました。例えばユヴァスキュラの役所の壁は、壁沿いを歩くと見える風景が変わりながら移動する事になりシークエンスをつくっていました。パイミオのサナトリウムの階段室の踊り場に置かれた椅子の曲線は、窓からの風景との呼応が絶妙でした。アアルトのマーキング的に使われているドアノブの曲線も美しいものでした。
展覧会をみて改めて、アアルトはやはり経験しないと分からないだろうと思いました。ある研究者が「アアルトは研究が難しい、体系化できない良さが特徴だから」と仰っていました。その通りだと思います。
体系化できない良さ、体系化を意識しないで良いものを創り上げることは難しいですが目指したいものです。




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